インスタ広告がうざい!位置情報が取られているって本当?守るべきプライバシーや設定方法は?

Instagram

インスタグラムのプライバシーって知っているようで知らないことが多いです。SNSなのでうまく活用しないと自分の投稿した位置情報で特定されたりする可能性もありますし、インスタグラムの広告もいろんなサイトを見た履歴を活用して広告が出てきてうざいと思った経験もあると思いますし、どこまで自分の個人情報が取られているのか気になります。そんなインスタグラムのプライバシーにまつわる情報をまとめました。

インスタグラムの広告を消す方法

まず最初にインスタグラムで出てくるあのうっとおしい広告をなんとかしたい!と思ったことはありませんか?インスタグラムの広告は通常投稿と同じ形で自然な形で出てくるのであまり気づきにくいかもしれませんが、通常投稿のタイムラインとストーリーの投稿に企業広告が挟まってきます。

基本的に無料で利用しているインスタグラムでは厳密にいうと一括で広告を非表示にする方法はありません。大きく分けると3つのアプローチしかなく、

1)特定の広告を非表示にする

2)不愉快な広告をインスタグラムへ報告する

3)ブラウザ版インスタグラムでタイムラインを確認する

というものです。

特定の広告を非表示にする

広告が出てきたときに、通常投稿の広告であれば右上の3つの点をタップ、ストーリーであれば右下の3つの点をタップすると下記の画像のようなメニューが出てきます。

インスタグラムの広告報告画像

ここで「広告を非表示にする」をクリックすると、非表示にしたい理由が問われますので、そのアンケートに答えると表示された広告が今後非表示になります。

ただし、根本的に全ての広告を非表示にできるわけではありません。あくまで自分が見たくない広告の表示を減らすことができるというだけの機能になります。不愉快な広告をインスタグラムへ報告する

不愉快な広告をインスタグラムへ報告する

同じように「広告を報告」とすると下記のような広告を非表示にしたい理由が出てきます。こちらもアンケートに答えると非表示と同じようなその傾向がある広告が出づらくなってきます。

インスタグラム広告を報告した

あくまで補助的な使い方という感じで根本的に広告をなくすことはできません。

ブラウザ版インスタグラムでタイムラインを確認する

本当に見たくない場合、ブラウザでインスタグラムを確認するということで広告が出なくなるというのはありますが、やはりアプリの圧倒的な使いやすさに比べてそこが劣るので、わざわざブラウザで見る方がストレスという気はします。

いずれにしても無料で利用しているインスタグラムでは見たくない広告の頻度を落とすことはできても、根本的に広告を完全非表示にはできないみたいです。

なぜ追いかけられているような広告が出てくるのか?邪魔で怪しくてうざい広告はなぜ出るの?

とはいえ気になるのはインスタ広告は自分が検索して訪れたサイトなどから追いかけるように広告が出てくるのを感じると思います。

基本的には大きく2種類あって

・企業側がターゲティングして広告を出している

・サイトに訪れた履歴(クッキー情報)を活用して広告を出している

この2点でそう感じるようになっています。

前者のターゲティングですが、インスタグラム広告はfacebookと連動していて、facebookに入っているユーザーデータ(年齢や職業など)を活用して広告を出していたりします。facebookと連動させていないユーザーでもインスタグラムでどういった投稿をよく見たりいいねしているかを分析しているので、その分析データを元にあなたにあった広告を出しています。

後者のサイトに訪れた履歴ですが、これはブラウザが保有しているクッキー情報というものがあり、サイトの来訪履歴をストックしています。これを活用し、サイトに1度でも訪れた人を特定して広告を出しているので、追いかけられるように広告が出るという仕組みです。

これがうっとおしいと感じるのであればやはり先ほどの広告を非表示にするというものを面倒でもやっておけばその後はその広告自体が出てくることは基本的にはありません。

インスタグラムは適切な形で個人情報や位置情報を取得している

インスタグラムが自分から自動で個人情報を吸い上げているわけではありませんが、様々な設定の中で個人情報と接触しています。

例えばfacebookとの連携を行えば、基本的にインスタグラムはfacebookに存在する年齢や過去の経歴や友達の交友関係までを取得することが可能です。まぁそもそもインスタグラムとfacebookは同じ会社ではありますが、連携することでインスタグラムはそれらの情報を活用しています。

電話帳の連携なんかも交友関係を知る上で非常に重要な情報となります。またこの連携は知られたくない人にも自分のアカウントが知られてしまう可能性があるのであまりお勧めではありません。

また位置情報なんかも取得しています。

基本的には投稿時にタグづける位置情報というのもありますが位置情報を常に許可としていると、常に自分がいる場所をインスタグラム側が把握していることになります。そのため、特定の場所によくいる人であればそのエリアにあった広告が表示されるようになるのです。

強固なプライバシーは鍵付きとストーリーの親しい友達の活用

投稿された内容を見られたくないのであれば鍵付き設定のアカウントにすることがおすすめです。ただし、この場合、プロフィールの説明文とアカウントのアイコンは誰でも見ることができるので、そこに特定されるような情報や内容を書いてしまっていると鍵付きとはいえ情報が他人に見られることになります。

この設定はプロフィール画面から、

プロフィール>メニュー>設定>プライバシー設定>アカウントのプライバシー設定

を押すと、「非公開アカウント」という項目があるので、これをオンに設定すると設定完了となります。ただし、既にフォローされている人は見えてしまうのでそういったアカウントで見られたくなければブロックなどの設定を個別に実施する必要があります。

また鍵付きでも特定の人に見せたい・見られたくないという内容はあると思います。そういう場合、ストーリーの親しい友達設定を活用すれば実施可能になります。

これは実施は簡単で、ストーリーを投稿するときの画面下に「親しい友達」という項目があるので、このリストに公開したい人を追加していくとリストが出来上がります。

この後は投稿によって親しい友達リストで投稿するか、通常投稿するかを選ぶことによって投稿が見られないようになります(投稿したことも親しい友達以外には見られることはありません)

インスタグラムのダイレクトメール(DM)の受け取り設定について

ダイレクトメッセージの受け取り設定についてですが、まずは全体に対する設定ができます。プロフィール画面から、

プロフィール>メニュー>設定>プライバシー設定>メッセージ

をクリックすると、新しいメッセージリクエストを許可するかどうか?という設定画面が表示されます。

インスタグラムのメッセージ受け取り画像

全てのユーザーとしていると全ユーザーからメッセージが送付できる状態になるので、親しいフォローしているユーザーのみにしたい場合は「フォロー中の人のみ」をオンにすることで対応できます。

またメッセージに関してグループに追加するという許可もありますが、これも同じようにフォロー中の人のみか全ユーザーかの設定を行うことができます。

また個別にきたメッセージリクエストですが、

・ブロック

・削除

・承認

の3つから選択ができます。ブロックを選択すると、その後DMから削除されてDMが来ることはありません。削除はメッセージが削除されます。承認することでメッセージのやり取りをすることが可能です。用途に応じて使い分ける必要があります。

また通常のメッセージは「メイン」と「一般」の区分があります。これはフォルダだと思ってもらえれば良いかと思います。かなりの数のDMをもらっているインスタグラマーに関しては、親しい友達のDMをしっかり受け取りたいと思っていると思いますが、

インスタグラムのメインと一般フォルダ

上記の画像のように区分けをすることができます。

基本的には「メイン」を親しい友人、「一般」をその他の友人として分けるのがわかりやすいと思います。承認したときに設定できますし、承認後のやり取りでフォルダ区分けをすることも可能です。これはDMを仕分けするのに非常に便利な機能なので覚えておくと良いと思います。

以上、インスタグラムのプライバシー設定でうっとしい広告やダイレクトメッセージをどのように回避するかのまとめでした。セキュリティー設定はしっかり行っておかないとSNSで快適に発信できないため、今一度使い方をマスターしておきましょう。

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